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2017年3月27日月曜日

精密根管治療 マイクロエンドの視野

Modern Endo techniques(現代の歯内療法)


歯内療法の基本的なコンセプトは昔から変わらないものですが

1990年代以降の歯内療法のテクニックは画期的な進化をとげております。

基本的なルールを遵守して、新しいテクニックで根管治療を行う事で

より安全に成功率を高めることが可能となってきています。


マイクロスコープ下で行った根管治療


マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を用いて

行った根管治療の一例を紹介します。

裸眼での手探りの治療と違い、見えている世界が違います。





手術用顕微鏡(マイクロスコープ)


当院では、光学レンズで世界的企業のカールツァイス社の

手術用顕微鏡 (OPMI pico MORAインターフェイス)を導入しております。

歯科分野での手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の応用は

今後ますます一般的なものになっていくと思います。


福岡県柳川市の石井歯科医院


根管治療についてお気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせは

TEL : 0944-73-7792

2016年12月7日水曜日

マイクロサージェリーコースに参加

先日、土曜日の診療を休診し、12月3-4日の2日間

歯科の研修に東京まで行ってきました。

歯の外科的根管治療のセミナーでした。


歯の神経の治療を根管治療といいます。

通常の根管治療で良好な結果が得られないときに

最終手段として外科的根管治療を行います。


根管治療のなかでもとくに外科的根管治療において

近年マイクロスコープを使用することでその成功率が向上し、

低侵襲で施術することが可能となりました。


しかしながら正しい知識と手技を身につけないと

マイクロスコープを用いたとしても

良好な結果が得られません。



2日間みっちり、実習と講義を受け

さらにライブオペを見学させていただき

充実の研修を行ってまいりました。



当院で力を入れている根管治療において

新しい選択肢となりました。


福岡県柳川市の石井歯科医院

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TEL : 0944-73-7792

2016年8月30日火曜日

樋状根 下顎第二大臼歯の根管治療

歯科医院で毎日行われる根管治療は実は難しい治療です。

その中で、下顎第二大臼歯にみられる特徴的な根管 (C-shape Canal)の

マイクロスコープ視野下での拡大画像を紹介いたします。

複雑な形態をしていますので、診査診断も重要です。

さらに時間をかけながら丁寧に根管治療をしていかないと

治癒に導くことは困難です。

当然ながら隔壁をしっかり作成し、ラバーダム防湿下で

治療を行わなければ、さらに難治化していく可能性があります。

患者さんの治療に対する理解と協力も必要です。



福岡県柳川市 石井歯科医院

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2016年7月4日月曜日

手鏡では見えないむし歯

歯科医院で、よく言われる言葉の一つは

「手鏡をもってください。~~(説明)~~」です。

患者さんが鏡で自分の口の中を見ます。

そして歯科医師がお口の問題のある部分を説明します。

手鏡で見ても、暗くてわからないですよね。

説明してくれてるのはわかるけど・・・

説明より説得あるのが、写真や動画だと思います。

「見える歯科」って重要です。



歯の裏側の根元のむし歯は手鏡じゃ見えません。
↑ 歯垢もたくさん付着しています。(ミラー像)
↑ 歯垢を除去していくと、明らかにくぼみがあり、むし歯になっています。(ミラー像)



レントゲンでむし歯と言われても、レントゲンの見方がわからないです。

写真や動画で見れば、正常ではないのはわかります。

「見える歯科」って重要です。



福岡県柳川市 石井歯科医院

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2016年6月21日火曜日

ファイル破折除去 根管治療時の偶発症

根管治療は、非常に細い針のような器具(以下:ファイル)で

根管の中を探索したり、拡大します。

根管が細かったり、急に曲がったりしていると

このファイルが折れることがあります。

熟練の歯科医でも折ってしまう

根管治療の偶発症のひとつです。



きちんと滅菌したファイルを使用していれば

ファイルそのものが感染源となることはありません。

根管内が感染していなければ、無理して除去する必要はありません。

無理して除去しようとすると、かえって健全な歯質を削りすぎて

歯の予後を悪くしてしまいます。



根管内に感染源が残っている場合は、除去の必要があります。

今回、根管治療時に根管内の破折ファイルを幸いにも

マイクロスコープを診ながら、除去した症例を紹介します。

右側の根管内に折れたファイルの断片を確認することができます。


細い超音波チップを使用し、折れたファイルに振動を加えて除去しました。


除去できたファイルがラバーダム上に確認できます。

除去したファイルを誤嚥しないよう、ラバーダム防湿下で処置を行うのは必須です。


破折ファイルは100%除去できるわけではありません。

ファイルの破折が起きた場合はしっかり説明いたします。

破折ファイル除去が必要で、私自身で除去が困難な場合は

迷わず専門医へ紹介いたします。



根管治療でお悩みの方はご相談ください

福岡県柳川市 石井歯科医院

TEL : 0944-73-7792

2016年2月23日火曜日

続 マイクロスコープで拡大して

歯科用マイクロスコープを用いお口の中を観察すると

肉眼では見えなかった部分が見えるようになります。

前回の差し歯が取れた歯です。

その歯の内側を歯科用マイクロスコープを用いて観察してみます。



以前の神経の治療でつめているガッタパーチャ(根充材)の周囲が黒く変色しています。

すでに根管内が細菌感染をおこしていることがわかります。

肉眼では暗くて見えなかった部分が、

マイクロスコープを用いると、明るい光源により、しっかり観察できます。

福岡県柳川市 石井歯科医院

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2016年2月17日水曜日

マイクロスコープで拡大して見る

歯科用マイクロスコープを用いると

肉眼では見えづらかった部分がしっかり観察できます。



上記写真は、前歯の差し歯が外れてた状態です。

差し歯の入っていた歯は変色して、見るからに強度も低下しているように思えます。

一方で、その奥の歯は、治療されたことのない自然な状態です。

歯の表面や歯と歯肉の関係が美しく見えます。

お口の中をマイクロスコープを用いて観察すると

歯の大切さ、そして予防歯科の大切さがあらためてわかります。


福岡県柳川市 石井歯科医院

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