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2018年4月18日水曜日

診断が難しい裂溝う蝕はダイアグノデントペンで

当院ではダイアグノデントペンを導入しています。

裂溝カリエス(むし歯)の進行度を数値で把握し、管理しております。

さらに国際的な指標であるICDASと組み合わせて、

むし歯の経過観察や治療の介入のタイミングを数値で判断しております。

ダイアグノデントペンのパンフレットより引用資料



福岡県柳川市の石井歯科医院

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TEL : 0944-73-7792

2018年4月11日水曜日

砂糖摂取はむし歯菌の感染力を高める?:乳歯列期

ミュータンス連鎖球菌の感染媒体は唾液であり、感染経路の多くは養育者から幼児への垂直感染です。ミュータンス連鎖球菌は砂糖摂取により感染力が著しく感染力が高まりますので、乳幼児期の早期感染の防止には砂糖制限が必要です。

永久歯の萌出が始まる頃は、乳歯のむし歯の管理が重要です。乳歯に未処置のむし歯あれば、乳歯のむし歯から唾液中にミュータンス連鎖球菌が大量に放出されています。そのため無菌で放出してくる永久歯に真っ先に飛び込み、定着・感染します。

乳歯のむし歯の治療は永久歯にミュータンス連鎖球菌が定着するのを防ぐために、しっかり行う必要があります。

福岡県柳川市の石井歯科医院


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2018年4月4日水曜日

こどものむし歯予防は3歳までが鍵です

むし歯の原因であるミュータンス連鎖球菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。ミュータンス連鎖球菌が生えてきたばかりの乳歯に定着せないようにする必要があります。

生後19ヵ月(1歳7ヶ月)から31ヵ月(2歳7ヶ月)までの時期に感染し、定着します。この時期を「感染の窓:window of infectivity」と呼ばれています。

ミュータンス連鎖球菌の感染媒体は唾液であり、感染経路の多くは養育者から幼児への垂直感染です。おもに父母の唾液の中のミュータンス菌が、箸やスプーンを一緒にすることで感染します。箸やスプーンを分けていたお子さんのお口の健診をさせていただくと、プラークの付着が非常に少ないです。

幼児期にミュータンス連鎖球菌の定着を阻止することが、その後のむし歯発症に大きな影響を与えることになります。

 
J Dent Res. 1993 Jan;72(1):37-45.

Initial acquisition of mutans streptococci by infants: evidence for a discrete window of infectivity.

Caufield PW1, Cutter GR, Dasanayake AP.

Abstract

Oral bacterial levels of 46 mother-child pairs were monitored from infant birth up to five years of age so that the acquisition of mutans streptococci (MS) by children could be studied. The initial acquisition of MS occurred in 38 children at the median age of 26 months during a discrete period we designated as the "window of infectivity". MS remained undetected in eight children (17%) until the end of the study period (median age of 56 mo). The levels of both MS and lactobacilli in saliva of mothers of children with and without MS were not significantly different. Comparisons between a caries-active cohort colonized by MS (nine of 38) and children without detectable MS revealed similar histories in terms of antibiotic usage, gestational age, and birth weight. Interestingly, half of the children between the ages of one and two years who were not colonized by MS were attended by caretakers other than the mother, while all of the caries-active children during this same time period were cared for by their mothers; the difference was statistically significant. Here we report for the first time that MS is acquired by infants during a defined period in the ontogeny of a child. Support for the notion of a discrete window of infectivity comes from other sources, including animal models.

 

ちなみに、鶴見大学の調査では、ミュータンス連鎖球菌フリーの高校生が増加しているという報告があります。若い人のむし歯の罹患率は非常に低下しています。

 

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2017年10月12日木曜日

健康の増進に関する厚生労働省の基本的な方向とは?

厚生労働省の健康施策

(2013年健康日本21(第二次)の告示)

・国民の健康増進の推進に関する厚生労働省の基本的な方向な下記の4項目である。

1) 健康寿命の延伸と健康格差の縮小

2) 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(NCDの予防)

3) 社会生活を営むために必要な機能の維持

4) 健康を支え、守るための社会環境の整備

上記の一から四を実現するため、国民の健康を増進を形成する基本要素となる栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙および歯・口腔の健康に関する生活習慣の改善が重要である(平成二十四年 小宮山厚生労働大臣 厚生労働省告示第四百三十号)。

鶴見大学の花田信弘教授によると

健康の増進に関する厚生労働省の基本的な方向

① 健康寿命の延伸と健康格差の縮小

② 発症予防と重症化予防(歯科医院の疾病予防管理システムを充実させる)

③ 社会生活を営むために必要な機能の維持(話す機能・食べる機能)

④ 健康を支え、守るための社会環境の整備(歯科医院を街の保健室にする)

⑤ 栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙、歯・口腔の健康

 

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2017年2月12日日曜日

口腔ケアでインフルエンザ予防

インフルエンザが大流行しています。

口腔内を清潔に保つことはインフルエンザ予防に有効な方法のひとつであることがわかっています。「うがい」「手洗い」そして「ハミガキ」がインフルエンザ予防のセルフケアです。

参考文献


「口腔ケアによる細菌性酵素活性の減少とインフルエンザの感染予防」

阿部修、石原和幸、奥田克爾、米山武義:日歯医学会誌:25,27-33,2006

2003年9月から2004年3月の冬季、適切な口腔ケアがインフルエンザにどんな影響を及ぼすかの調査が行われた。

65歳以上のデイケアに通う在宅介護高齢者190人が年齢、性別、残存歯数、要介護度、脳血管障害の既往、肺炎の既往などの項目において、偏りがないように2つのグループに分類

結果 インフルエンザ発症数


*p<0.01(Fisher's exact test)

対照群は口腔ケア群と比較して有意にインフルエンザ発症者が多かった。

口はからだの入り口


口は食事だけでなく、細菌やウイルスの入り口です。口腔ケアで口を清潔に保ちましょう。

「うがい」と「手洗い」そして「ハミガキ」

「口呼吸は万病のもと」

お口を閉じて、細菌やウイルスを防ぎましょう。市販のマスクよりも、高性能マスクは鼻粘膜です。鼻呼吸をしましょう。

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2017年1月10日火曜日

定期的に歯医者に通うメリット

自分でお口の中の状態をチェックするには限界があります。

定期的に歯科医院を受診することにはメリットがあります。

お口の中の状態を歯医者がしっかりチェックします。

むし歯や歯周病の予防をすることができます。

むし歯になった場合でも発見が早いので

歯を必要以上に削らずに済むことがほとんどです。

通院回数も少なくすみます。



しばらく歯科医院に縁のない方は、

まず歯科医院に行ってみてはどうでしょうか?

お口のメインテナンスは次のようなことをします。

① むし歯や歯周病がないかの診査・診断

② 歯垢(プラーク)・バイオフィルム・歯石の除去

③ ハミガキの指導

④ フッ素塗布によるむし歯予防



大切な歯を長持ちさせるために

定期的に歯科受診されてみてはいかかでしょうか?


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2016年12月20日火曜日

むし歯を予防するシーラント

お口の状態によって歯の溝がむし歯になる可能性が高いときは、
むし歯になる前に歯の溝を埋める予防治療
(以下:シーラント)をさせていただくことがあります。
① 萌出したばかりの歯は摩耗していないので溝が深い

② シーラントで溝を予防的に埋めます

③ シーラントによって細菌が入りづらくなります


むし歯は細菌が出す酸によって、歯が溶けてしまう疾患です。

シーラントによって、細菌が溝に入るのを防ぐだけでなく

細菌そのものをつきにくくしたり、酸を弱めたり、

歯を強くする効果が期待できます。



シーラントをしたからといって、むし歯にならないわけはありません。

しっかりと、フッ化物を含むハミガキ剤を利用して

きちんとハミガキをして歯の清掃をする必要があります。


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2016年12月7日水曜日

どうしてむし歯になる?

お口の中には、むし歯の原因とされるミュータンス菌をはじめとする細菌がいます。

細菌が食べかすなどに含まれる糖を分解して酸をつくります。

その酸が歯の表面を溶かしていきます。

これがむし歯になる始まりです。

基本的にお口の中は細菌が酸をつくりやすい環境です。


一方で、唾液が運ぶミネラル分による表面の修復

=再石灰化が行われています。

歯は自分で自分を治していますが

それを助けるのがフッ化物イオンです。

フッ化物イオンは、多くのハミガキ剤に含まれています。

ところが

ハミガキによる清掃が不十分であったり

糖質の多い食べ物や飲み物ばかりとっていると

再石灰化による歯の修復が間に合わなくなってしまい

むし歯になりやすくなってしまいます。



むし歯を予防するためには

歯科での予防処置だけなく

生活習慣の見直しやホームケアが大切です。


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