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2017年7月4日火曜日

歯科に関する報道 yahooニュース



情報源: 歯削る医療機器、半数使い回し…院内感染の恐れ (読売新聞) - Yahoo!ニュース
全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せずに使い回している可能性があることが、2017年の厚生労働省研究班(代表=江草宏・東北大学歯学部教授)の調査でわかった。

情報源: 歯科医の手袋「患者ごと交換」52%…歯削る機器だけでなかった使い回し (読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース
治療にあたり手袋を歯科医がはめて、治療が終われば患者ごとに交換するのは、当たり前のように患者は思っていますが、アンケートで「患者ごとに交換」は52%に過ぎません。手袋を「全ての患者で使うが、患者ごとに交換していない」「患者によって使う場合もある」など、院内感染対策を考えると不適切な回答が47%。「手袋を使用しない」も1%(5人)いました。

ポイント・バーを指針通りに「洗浄・滅菌」しているとした回答は64%。残りは「(洗浄せず)滅菌のみ」「洗浄のみ」がそれぞれ3%、13%。「薬液消毒のみ」が20%という答えでした。

立て続けに歯科に関する悲しいニュースがYahooニュースで報道されています。



当院では歯を削る医療機器(ハンドピース)は、

患者さんごとに交換滅菌を徹底しております。

ドリルの歯(ポイント・バー)をすべて滅菌しております。

また、手袋は患者さんごとに交換するのは当然で、

必要に応じて同一の患者さんでも2回以上交換します。



当院では安心安全に歯科医療を受診することができます。


福岡県柳川市の石井歯科医院


石井歯科医院は歯科外来環境体制加算の施設基準取得をしております。

詳しくは、院内感染防止対策を読まれてください

ご予約・お問い合わせは

TEL : 0944-73-7792

2017年3月8日水曜日

失った歯の数と動脈硬化が強く関連する

失った歯の数と動脈硬化が強く関連することをコホート研究で初めて証明 -歯周病の予防が動脈硬化を防ぐ可能性- — 京都大学


情報源: 失った歯の数と動脈硬化が強く関連することをコホート研究で初めて証明 -歯周病の予防が動脈硬化を防ぐ可能性- — 京都大学
動脈硬化が原因となって発症する病気で亡くなる人は非常に多く、また助かっても脳梗塞や心筋梗塞などの後遺症によるリハビリや介護など、医療費の増大が大きな社会問題となっています。

(中略)

その結果、失った歯の数と動脈硬化度に有意な関連があることが分かりました。また、女性に比べると男性でその傾向が強いことも明らかになりました。歯周病など口の中の病気は、予防効果が非常に高いことで知られており、歯科医院での定期的なメンテナンスや歯の清掃指導などで失う歯の数を減らすことができます。口の中の病気の予防や治療は、口の中の状態を改善させるだけでなく、動脈硬化症を予防するためにもよい影響がある可能性が考えられます。

歯周病の予防が動脈硬化を予防するためにもいい影響がある可能性があるとのことです。

歯周病はギネスブックにも載ってるほど罹患率の高い慢性疾患です。

しかしながら毎日の適切なブラッシングと定期的な歯科医院でのメインテナンスにより

歯周病の予防やコントロールは十分可能です。

お口の健康だけでなく、全身の健康のためにも、お口をきれいに保つのがおススメです。


福岡県柳川市の石井歯科医院


歯周病の予防のご相談をお受けてしております。

ご予約・お問い合わせは

TEL : 0944-73-7792

2016年12月24日土曜日

歯科処置前の抗菌剤予防投与

歯科処置前の抗菌剤予防投与に関する最近の見解は

下記のとおりです。

 

歯科処置前の予防的抗菌薬投与の有用性を確認


完全中止勧告後の英国で費用対効果を検証

英国立医療技術評価機構(NICE)は2008年に侵襲的歯科処置を受ける有リスク患者に対する感染性心内膜炎(IE)予防を目的とした抗菌薬予防投与(AP)を完全に中止する勧告を出し、これを受けて英国内のAP処方は急激に減少していた。このような特殊な状況にある英国において、侵襲的歯科処置を受ける有リスク患者に対するIE予防を目的としたAPの費用対効果を検討した結果、APは費用対効果に優れていることが確認された。論文はCirculation誌上で11月15日に発表された。

引用元:日経メディカル 2016年12月2日

 

歯科での予防抗菌薬減り感染性心内膜炎が増加


 歯科で侵襲的な治療を受ける患者には、感染性心内膜炎の予防を目的に抗菌薬の予防投与が行われてきたが、2008年に英国国立臨床有用性評価機構(NICE)は、こうした予防的な処方の完全中止を勧告した。その勧告後、英国では歯科での抗菌薬の予防的な投与が有意に減少した一方で、感染性心内膜炎による入院が有意に増加したことが、後ろ向き研究の結果として示された。英Taunton and Somerset NHS TrustのMark J Dayer氏らが、Lancet誌電子版に2014年11月18日に報告した。

引用元:日経メディカル 2014年12月16日

 

感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイド ライン(2008年改訂版)


抗菌薬予防投与については,抜歯など歯科. 的処置の前には従来どおり実施すること推奨する

 

歯原性菌血症


菌血症とは、傷口から細菌が血中に入り込み、全身の血管を巡るものをいう。歯科と関連したものを歯原性菌血症と呼ぶが、たとえば、う蝕や歯周病もその状態を放置していると歯を磨くだけで歯原性菌血症が起きる。歯原性菌血症にはスケーリングや抜歯などの医療行為で発症する医原性菌血症と、歯磨きなどの生活習慣の不良によって発症する日常性菌血症の2つある。菌血症の累積頻度を考慮すると、医原性菌血症よりも日常性菌血症のほうが圧倒的に高い。歯原性菌血症は、プラーク指数、歯肉炎指数に比例して増加する。したがって、歯原性菌血症を予防するためには、プラーク指数と歯肉炎指数を低下させること、すなわち日常的な歯磨きと専門家による定期的な歯のクリーニングが必要である。また、咀嚼によっても口腔内細菌が血中に侵入する。その程度は歯周病の重症度と関係しており、歯原性菌血症の予防は、地道な口腔衛生活動と歯周病の治療が大切といえる。

引用元:Quint Dental Gate 歯原性菌血症

 

当院での投薬方針


抗菌薬の乱用は避けます。

適切な歯科処置前の抗菌薬予防投与を行います。

歯原性菌血症の予防につとめます。

 

福岡県柳川市の石井歯科医院


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