2017年11月26日日曜日

根管治療の失敗の理由|歯の神経の治療



「無菌環境であれば、根尖性歯周炎は起こらない」

「細菌感染がなければ、根尖性歯周炎は起こらない」

根管治療の失敗は細菌感染によるものです。

つまり根管治療とは細菌の繁殖しにくい環境を作り

可及的に細菌の総数を減らし、新たな細菌の侵入を防ぐことです。



つまり新しい根管治療の器具(マイクロスコープ、Ni-Tiファイル、MTA、CBCTなど)を使うことよりも

重要なのはいかに細菌感染に配慮することかということです。

ラバーダムをしない根管治療は細菌感染しやすいといえます。




福岡県柳川市の石井歯科医院


歯の神経の治療(根管治療)についてお気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせは

TEL : 0944-73-7792

2017年11月20日月曜日

どの状態で根管治療をうけたいですか?|歯の神経の治療

① 歯が欠けて、むし歯が残っている状態



歯の神経が中央部に露出している

② むし歯をおおまかにとった状態



う蝕検知液で染め出すと、むし歯がまだ残っている

③ むし歯をしっかりとった状態



むし歯は取ったが、このままでは唾液や細菌が侵入しやすい

④ レジン隔壁を作り、ラバーダム防湿をした状態



この環境を作ってから、はじめて根管を触らせていただきます。

根管治療は時間と根気のいる難しい治療です。

患者さんの協力があってこそ成り立つ治療でもあります。

当院では歯科医師だけでなく患者さんにも頑張ってもらって

根管治療に取り組んでいます。


福岡県柳川市の石井歯科医院


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2017年11月1日水曜日

歯周病と発がんリスクの関係

米ニューヨーク州立大学バッファロー校健康衛生学部長らの調査によると

閉経後に歯周病になると、発がんリスクが約14%上昇する。

特に、歯周病になった人が食道がんになるリスクは3.28倍。他に、肺がん、胆嚢がん、乳がんなどでもリスクが上昇する。

喫煙歴があり歯周病になった人は、乳がん、肺がん、胆嚢がんの発症リスクが高まった。

今回の研究結果から、口腔の衛生を保ち、歯周病の予防や治療を行うことががん予防策として有効かどうかを検証する必要性が示唆された、としている。

 

歯周病の予防管理はお口の健康ではなく、発がんリスクにおいても有用であることがわかってきました。

お口の健康だけでなく、全身の健康に寄与できるよう

最善の歯科医療を提供していきます。

 

福岡県柳川市の石井歯科医院


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