超高齢社会の歯科医療に対応する
4大疾患(がん、心疾患、肺炎、脳卒中)への歯科的対応
藤田保健衛生大学医学部歯科 教授 松尾 浩一郎 先生
上記演題のセミナーに参加してきました。
現在、歯科医療においてパラダイムシフトが起きています。
むし歯の数は減少傾向にあり、
歯科医療における「健常者型のニーズ」は減ってきています。
一方で、高齢化に伴い口腔機能が低下した人が増え
「高齢者型のニーズ」が増えてきています。
国の方針で癌の化学療法など今まで入院されていた方が外来通院になってきています。
その結果、口腔機能が低下した人の一般歯科への受診頻度が増える傾向にあります。
また居宅介護の方が増加していますので、
今まで以上に訪問歯科が求められるようになってきています。
2025年問題をご存知でしょうか?
団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、
介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される問題です。
口腔ケアや歯周治療といった感染予防としての歯科治療と
補綴・接触嚥下といった栄養改善としての歯科治療が
2025年に向けて歯科医師に求められています。
今回の講演内容は今後の歯科医療の道しるべとなるものでした。
歯科医師として超高齢社会の歯科医療に貢献できるよう努力していきます。
福岡県柳川市 石井歯科医院
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